洗える加工について - kaonn -日音衣-

洗える加工とは、

長襦袢製造会社による独自の防縮加工で、

反物の段階で防縮加工を施してからお仕立てする事により、水洗による縮みを軽減させるための加工です。

縮み率は全体の4％未満と言われており、完全に縮まない保証ではない事をご了承の上、ご注文をお願いいたします。

『ご家庭の洗濯機でのお洗濯方法』

■□■お洗濯の準備■□■

①「おしゃれぎ」洗い用の洗剤を使います（中性洗剤）

エマール等

②襦袢はネットに入れます。

畳んで入れるので、ネットは平らなタイプがオススメです。

③襦袢はネットの大きさに合うように畳みます。

小さく畳みすぎると汚れが落ちにくいです。

■□■お洗濯の仕方■□■

①洗濯機に入れます。

色物は、まれに多少色が落ちることがあります。単品洗いを推奨しております。

②コースは「標準」または「おうちクリーニング」「オシャレ着洗い」用のコースがあればそちらをお選びください。（洗い・すすぎ・脱水）

脱水は15秒で止めてください。

■□■お洗濯後の干し方■□■

①シワを伸ばす時は、必ずタテ方向に伸ばすようにしてください。

洗える加工は、先に「縮める」ことでそれ以上の縮みを防止する加工です。

そのため、生地を引っ張ると伸びてしまいます。

②陰干しで、一度完全に乾燥させます。

■□■干し方の注意■□■

①陰干しする際にも、一部に光が当たりますと部分退色する場合があります。

絹は合繊や綿などより、光に弱い染料で染められています。

②部分退色を防ぐためには、襦袢の向きを変えたり、夜に暗い部屋に干すなど、出来るだけ(長い時間)光に当てない工夫が必要です。

■□■仕上げについて■□■

①乾いたら、あて布を当てながらシワの気になる部分だけアイロンを当てます（タテ方向）

②あて布は少し湿らせて使います。

濃色や染めの甘い生地をあて布とした場合、色移りの危険があります。

③アイロン後は軽く粗熱を取り、畳んで仕舞います。

長期放置すると退色や黄変の可能性があります。

■洗える加工の注意点

洗える加工をしていましてもカラーや特殊な染色が施してある場合は、『手洗いのみ』とさせていただく場合もございます。

その場合は、商品説明に記載しております。

kaonnオリジナルダマスク長襦袢について

kaonnオリジナルダマスク長襦袢は通常洗える加工（防縮加工）お受けしておりません。

定番カラーはブラック・ターコイズブルー・パープルと発色のよい濃色で製作しているため、

物理的には防縮加工できるのですが、水洗いすると堅牢度の問題で洗える加工対応不可とさせていただいております。

毎年3月はkaonn-日音衣-の周年イベントとして、ダマスク長襦袢限定カラーを発売しています。

限定発売カラーは洗える加工対応の淡いカラーを発売することが多いので

洗える加工対応のダマスク長襦袢をご希望の際は、こちらもチェックしていただけましたら幸いでございます。

※その年によりビビット系のカラーを製作した年は洗える加工がNGの場合もございます。

【洗える加工対応のダマスク長襦袢についてはこちらをご参考ください】